子供の頃、お年玉をもらうと
小田原の街にぬいぐるみを買いに行くのが毎年恒例になっていました。
どの子を連れて帰ろう?
小さな手にお年玉を握り締めて悩んだものです。
もらったお年玉は全て私の懐に入った訳ではなく、一部をもらう形だったので
年に一度、一匹買ったらおしまいでした。
一番悩んだのは新宿の伊勢丹に連れて行ってもらった時です。
伊勢丹のぬいぐるみ売り場、とっても広くて驚きました。
可愛いぬいぐるみがた~くさんいて、まるで夢の世界。
悩んで悩んで悩みまくって、ヒツジのぬいぐるみを買いました。
確か4000円くらいしたと思います。高くてドキドキしました。
伊勢丹のチェックの紙袋を抱え、ニヤニヤしながらロマンスカーで帰宅しました。
ぬいぐるみは新品ではなくても、もらうとすごく嬉しかったです。
父方の伯母が大きなぬいぐるみをよくプレゼントしてくれました。
犬、カメ、クマ、色んなぬいぐるみをたくさんもらいました。
どの子もほとんど触られていない感じでとても綺麗なんです♡
一度も聞いてみたことはありませんが、
伯母は大きなぬいぐるみを収集するのが趣味だったのかもしれません。
伯母のおかげで子供の頃は充実したぬいぐるみライフを送ることが出来ました。
感謝感謝です。
子供の頃は人形も好きだったのですが、
自分で買った人形は男の子の抱き人形一体だけです。
ある日、父が仕事帰りにリカちゃんのような人形を買ってきました。
誕生日でもクリスマスでもないし、
それに普段から買い物など全くしない父が人形を買ってきたのは驚きでした。
何という人形だったのか全く分かりませんが、ピンク色のドレスを着た子でした。
一体だけだと姉妹で大喧嘩になるので、姉と私に同じものを買ってきてくれました。
姉はいつも優しく髪をとかしてあげて、遊ぶ時も優しく接していたため、
キラキラ輝いている素敵な子に育てあげました。
私は何をするにも雑なため、服はボロボロ、
しまいにはパンツ一丁になってしまいました。いや、裸ん坊になってたかも。
そして……髪もボンバーになってしまいました(涙)
そんな感じだったので、リカちゃんに憧れはあったものの、
お年玉で買う計画を立てることはなかったし、親にねだったこともありません。
自分で買った人形が男の子の抱き人形だけだったというのは、
髪が短くて絡まないからというのがあったからかも。
せっかく父が買ってくれた子がボンバーヘアになってしまったのは
小さいながらショックでしたから…。
そう言えば、
ソフビの人形や抱き人形は、母と同じ職場だった方が
豪華な子を何度もプレゼントしてくれました。
あの子たち、すごく高かったと思うのですが、
何故何度もお人形を持って我が家に遊びに来てくれたのか未だ謎です。
その方のおかげで充実したお人形ライフを送れました。
子供の頃ぬいぐるみや人形をプレゼントして下さった皆さま、
本当にありがとうございます!
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